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横浜市総務局 しごと改革室 行政・情報マネジメント課と、株式会社イーセクターは、2018年より実施していた「内部管理業務等の事務の効率化」におけるICT 活用(RPA)に関する調査研究報告書を公表いたしました。


「内部管理業務等の事務の効率化」におけるICT 活用(RPA)に関する調査研究報告書は、下記よりダウンロードできます。(PDF)
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■目的

・RPAを活用することにより、業務フロー全体の処理時間の削減を図ることが可能かどうかの検証
・既存の複数システムとの連携が可能であり、処理プロセスにおいてロボットの作業を中断また、 再開する事がRPAで可能かどうかの検証
・将来に向けてRPAの活用範囲領域の拡大可能性についての検証


■対象業務と検証結果(年間)

ア 旅費支給事務

認証ポータルにログインし、庶務事務システムから旅費精算書をダウンロード、財務会計システムでの支出命令書作成、文書管理システムでの回議までを、人の処理を組入れた状態での自動化が可能な事を確認できた。
例えば、庶務デスクにおける経路審査段階でのロボット中断、人による確認後、ロボットを再開し、その後の処理が問題無く稼働する事を確認した。

・ 市内出張のルート確認と旅費の支払い
[削減効果] ロボット化部分:3,145.8 時間、33.1%削減
現行業務比較:6,517.9 時間、50.6%の削減(業務フロー見直し含む)
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イ 物品購入事務

発注伺等の必要ファイルを作成し、認証ポータルにログイン、財務会計システムでの契約登録、文書管理システムでの支出命令書の回議までを、人の処理を組入れた状態での自動化ができることを確認できた。
例えば、発注伺い精査段階等でのロボット中断、人による承認後、ロボットを再開し、その後の処理が問題無く稼働する事を確認した。

・ 事務用品その他の全庁的に購入するもの
[削減効果] ロボット化部分:761.9 時間、54.7%削減
現行業務比較:4,509.1 時間、87.7%の削減(業務フロー見直し含む)


・ 各事業で個別に購入するもの
[削減効果] ロボット化部分:6,055.7時間、32.5%削減
現行業務比較:23,066.0 時間、65.6%の削減(業務フロー見直し含む)


■RPAの可能性 として以下の点が考えられ、これにより更なる効率化が図れると想定される

・グループウェアとの連携
・セキュアブラウザでの外部アクセス
・AI-OCR×RPA
・人間の処理とRPAの処理との違い(正確性による可視化されていない時間)


■導入時の留意点 として以下の点を考慮した導入計画を立てる事が重要なポイントとなる

(1) ITガバナンス
・ID、パスワード(人間判断の関連性)
・セキュリティ対策
・野良ロボット対策

(2) RPAによる業務プロセス自動化に対する信頼性
・分岐処理
・ネットワーク越え(NAT越え、セグメント越え)対応
・エラー処理
・無人運転

(3) 業務分析の重要性


■総 括

・事前に作成された新業務フローにおけるRPA の対象となるスコープの明確化、開発における課題を常に共有しつつ進めることにより、手戻りなく調査研究を進めることができた。
・利用者側と開発者側が分かれていたことにより、ロボットによる処理手順を検討する際に、その組換えにより、より効率化が図れる部分を見出すことができた。
・調査研究を通していくつかの課題「IT ガバナンス」、「RPAによる業務プロセス自動化に対する信頼性」、「業務分析の重要性」等が明確化された。
・今後、検討すべき課題や将来の展望が明確になると共に、一方で、今回開発したものが他課での再利用可能な部分も多くあり、他業務に関してのRPA導入の際の開発期間の短縮や将来的な組織変更や業務フローの変更時においても柔軟かつ短期間での改修や保守が可能であることが想定される。




「内部管理業務等の事務の効率化」におけるICT 活用(RPA)に関する調査研究報告書は、下記よりダウンロードできます。(PDF)
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【関連リンク】

□ 「内部管理業務等の事務の効率化」におけるICT活用(RPA)について
  横浜市のWebページはこちらから  https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/gyosei-kansa/shigoto/ict/rpa_naibukanri.html
 *調査研究報告書のPDFが、ダウンロードできるページです。

□ 横浜市との「内部管理業務等の事務の効率化」におけるICT活用(RPA)に関する追加の調査研究結果を公表
  2019.04.15 イーセクターのプレスページはこちらから  https://www.esector.co.jp/archives/press/yokohama-201904.html

□ 神奈川県横浜市と、イーセクターがICT活用(RPA)に係る調査研究の為の協定書を締結
  2018.10.02 イーセクターのプレスページはこちらから  https://www.esector.co.jp/archives/press/yokohama-201810.html




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*「ROBOWARE」は、株式会社イーセクターの登録商標です(登録第5932207号)


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